任意領域を重点計測できる実車用FMCW-LiDAR開発資金を獲得

煙の先が見えるFMCW-LiDAR

UMI2号投資事業有限責任組合および360ipジャパンファンド1号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施しました。
弊社は、従来は不可能であった、人の眼が持つ高度な視覚機能である任意領域の重点計測ができるソリッドステートスキャナー(MultiPol)を開発し、車の自動運転やロボットビジョンの性能を革新するデバイスとしての実用展開を図っております。現在、世界中から本命のソリッドステートスキャナーとして注目されているデバイスです。このデバイスと、霧、豪雨、スモッグなどの悪条件でも遠方の障害物を検知できるFMCW- LIDARを組合せることで、業界初の全天候型で遠くを見ることができるLIDARを目指しております。

現在は、新エネルギー・産業技術総合開発機構の戦略的省エネプロジェクト(2.5年間)に採択され、 小型化MultipolやLiDAR低価格化のための光集積回路の設計、及びLiDARのリアルタイム表示ボードや光集積回路試作によるPOCを実施しております。

この度、実車搭載用FMCW-LIDAR試作と、これまでのToF-LiDARでは困難であった“見たいところを見たい確度(精度)で見る”ことが可能なフレキシブルLiDARの早期実現するため、資金調達を実施いたしました。

〇引受先(新規株主)
・UMI2号投資事業有限責任組合(所在地:東京都中央区)
・360ipジャパンファンド1号投資事業有限責任組合(所在地:東京都文京区)
〇資金調達の目的
車の自動運転やロボットビジョンに不可欠なスキャナー(MultiPol)とFMCW-LIDARの早期市場投入

    

ステラビジョン 実車用「ライダー」 開発 任意領域を重点計測
(日刊工業新聞 2021年3月2日掲載)

Follow me!